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2009
04
14

アイ

 
アイは、世田谷の住宅街の路上で生まれ、母猫が育児放棄して、兄弟二匹で段簿ルー箱の中で、鳴いていたのだそうだ。
 
それを救ったのが、自分の旧知の女性だった。
 
その彼女とであったのは、彼女が十六歳の時だった。当時、自分がよく行っていたお店にアルバイトとして勤めていた。

要領悪くて、ぽわんとしていて失敗ばかり、「大丈夫か?この子・・・」と眺めてた。
 
特に話すでもなく時は過ぎ、二十歳頃に急に綺麗なったな・・・と思ったら、スポーツカーに乗ったかっこいい彼氏が出来たと耳にし、その後直ぐに結婚し、子供も出来たと人伝に聞いた。
 
 
それから会う事もなく十数年の時が過ぎた。 
 
 
自分も結婚して、疎遠になっていた、そのお店に何年かぶりに行って、お店の人に「やっと、マンション買って、猫飼える様になった。猫居ない?」て言ったところ。
 
「いるいる、野良猫拾って、困っている子がいる」と言われた。

それが、あの子だった。
 
連絡を取って、猫を貰いに訪ねていった彼女のうちには、男の子二人と猫が二匹いた。そして、離婚していた。女手ひとつ、大変そうだった。
 
ゆきちゃんと呼ばれていた、メス猫を貰って帰路についたが、猫を飼うと言い出した際に奥さんから言われていた事があったのを思い出した。

「私は、昆虫くらいしか飼育した事がない、怖いからキジ猫やトラ猫は勘弁してね。白っぽい猫にしてね」と・・・・

帰宅して、キャリーバックから猫出したら、やはり 「白い猫じゃない!」と言われた・・・^_^;)
 

苦肉で、とっさに言った言葉が・・・
 
090414-02.jpg
 
「顎の下が白い!」

  
まぁ、もう、貰ってきたんだからしょうがない訳で、その後は、慣れるまでは色々あったが、結果オーライ。

アイが来てから、毎日笑いのたえない、六年間が過ぎた。自分にとっては、アイもちびもうちに笑顔と幸せを運んできるラッキーガールだ。
   
 
でも、その後の、あの子は、幸せではなかった。病気、いくつかの不幸が重なり、周りの皆も助けたのだが、三年程して亡くなった。三十二~三歳の若さだった。
  
後に残されたは、男の子二人とアイの兄一匹。周りの皆が、彼女を悼み、その後を憂えいた。
 
数日後、元の旦那さんが、二人を引き取ると申し出られた。
 
その際、猫嫌いであった彼女の母親が窓を開け、アイの兄に、「ほら、出て行け、どっか行け」と言ったそうだ。
 
そこで彼は、「この猫も、彼女が飼っていた猫。家族です。私が一緒に連れて行き育てます」と・・・。
 
 
自分の心の中にも、いまだに少し引っかかっている部分がある。

「アイと一緒に、彼女の運ももらってしまったのかもしれない」と、
 
 
彼女が救った、ふたつの命、その片方として

アイは、いつだって幸せでいてもらいたい。
  
090414-01.jpg
 
 
お肉おいしかったか?アイぷ~。
 
良かったね。


 
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Comment

[128]

みなさん、心のこもったコメントを頂き有難うございます。

> その方は、あいちゃんがいるおかげで、♂さんからの記憶から 消えることはないわけで、それはそれで、その方が生きた証しですよね。

特に、深い感慨を感じました。そうなんです。

奥さんが、「♂の行く所、もれなくアイが付いて来ます」と笑うくらい。アイは、私と一緒に居ます。

ふと、振り返ると、いつもアイが居ます。
 
そして視線を合わせると、必ず思う事がいくつかあります。
ひとつは、路上で鳴いていた事。
ひとつは、将来の事。
そして、助けてくれた彼女の事。
 
アイは彼女が、生きた証、彼女が優しい心を持っていたという証なんですね。

[124]

mirura様のブログリンクから飛んできました。
はじめまして、roniと申します。

この記事をみて泣いてしまいました。
私の飼い猫だった猫もある意味不憫な死に方をして
私の目の前に居れば、まだ長生きできたのにって
何度も、何度も呟きながら命日には後悔の念があり
写真立てに向かって謝ってばかりです。

環境って本当に大切なんだなって思います。

へんな言い方かも知れませんが、
動物も感情や何かの第六感があるらしく
普通に生活しているだけでは自分を愛してもらっていない
と、感じるそうです。

だから幸せに生活できてるってことは、アイもちびも
愛情返しで家族に幸せになってもらいたいと思っているかも知れません。

偉そうにコメント書きましたが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

[123]

あいちゃんの最初の命の恩人がそんな運命だったとは
ちょっと驚いてしまいました。
でもその方も、あいちゃん兄妹を助けたことで、きっとたくさんの
幸せをもらったことと思います。
そして♂さんと、その方が知り合いであったことも、あいちゃんが
♂さんの子になったことも、きっと運命で、避けられることでは
なかったのではなでしょうか?
その方は、あいちゃんがいるおかげで、♂さんからの記憶から
消えることはないわけで、それはそれで、その方が生きた証しですよね。
命と幸せの連鎖、うまく言えないけど、繋げていきたい絆ですよね。

[121]

どのお宅のでも、家の子が一番!ですよね。

現代の猫は、人の助けなしに生き行くのが難しい世の中です。(それは、人間が、そうしてしまったのです)

人と巡り合えた猫は、幸せを掴んだ幸運の猫、ラッキーキャットです。
 
アイもちびも今は元気ですが、チビは、路上で瀕死の状況で一命を取り留めた猫です。
 
膀胱炎、寄生虫、結膜炎、ねんざ・・・、色々ありました。

また、アイは、もう6歳です。
 
来年になれば7歳、シニア猫です。
 
人も猫も、長生きする様になりました、これから、多分、お互い、長い老後が待っています。
 
それは、幸せな場面ばかりではないでしょう。
  
いろんな偶然や想いが重なり、巡りあった猫たちです。

最後迄、おのおののラッキーキャットと、相棒として、付き合って行きましょう。

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[119]

konta様ひろぽん様 ニャパネット様のブログを通して
コメント下さいましてありがとうございます。本日夕方退院
して様子をみることになりました。諦めずに見守っていきます。

[118]

>「アイと一緒に、彼女の運ももらってしまったのかもしれない」と、
そんなことないと思います。
野良猫拾って、困っている人を「白っぽい猫にしてね」といわれてたのに助けてあげたんです。

その女性の苦労された短かすぎる一生は本当に残念です。
でもだからこそ、周りの皆が助けてくれたことや、好きな人ができて綺麗になって男の子を二人も授かったことを大きな幸せだと感じていたのかも知れません。
だからアイちゃんの兄猫を飼ってくれたのかも知れないと思うのです。

「この猫も、彼女が飼っていた猫。家族です。私が一緒に連れて行き育てます」と、言ってくれたことが嬉しいです。
いい人ですね。
これから先、元の旦那さんと男の子二人と猫が、幸せであってほしいです。

[117]

うちの子は神戸で捨てられていたのを兄に拾われました。それが横浜に来て、今ではかけがえのない家族となり(たぶん)幸せに暮らしています。
この子を見ていると、つくづく「縁って不思議だな…」と感じてしまいますね。

[116] 一日でも長く一緒に・・・

半年前くらいより楽しみに拝見しています。
アイちゃんと同じ柄の9ヶ月♀をこの時期に保護し家族にしています。
あることがあった日に偶然出会いました。
きっとそのことの代りに家族にするべく出会わされた様な気がします。
一日でも長く一緒に、平凡でかまわないので楽しく暮らしたいですね。

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